ワークショップのご報告と御礼

昨日、先住民ホピ族のルービンとバービーより、無事故郷に戻ったとの連絡がありました。
ホピの生き方を語る「ナポワトタニ(慈悲なる心で癒す)」ワークショップにご参加頂きました皆様、また、残念ながらご参加はかなわなかったもののご賛同を下さった皆様、運営に関しましてお力添えを頂いた皆様、誠にありがとうございました。


今回のテーマは、家族と慈悲についてでした。
鏡と向き合いながら、自らの過ちを振り返り、それに気づき、反省する事で、日々自らを清める事ができる。
そして、それを乗り越えるために、人の心が持つ美しさを諦めず最後まで信じて、母性からもたらされる慈悲の涙が持つ強さを信仰し、それを既に授けられている事に感謝するという学びがありました。


「涙が枯れる前に、今こそ気づき、手遅れにならないように自らの生き方を改めよう。そして、あなたは決して一人ではない。慈悲溢れる母なる地球に生きている事に感謝しよう。父なる太陽の光を受けて美しく青く輝く星の上で、宇宙の星の兄弟と共に手を取り合って、調和とバランスのとれたホピの生き方を歩もう!」
ルービンやバービーのメッセージや声がまだ記憶に新しいです。

皆様とのご縁に感謝します。ありがとうございました。またお会いしましょう。



写真のリングは、ルービンによるもので、今回のワークショップのテーマに沿って作ってきてくれました。作品の名前は「TEARS OF COMPASSION(慈悲の涙)」だそうです。


at 12:24, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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ワークショップのご報告と御礼


この度「ナホンビタ」ワークショップにご参加いただいた皆様、また、残念ながらご参加はかなわなかったもののご賛同下さった皆様、運営に関しましてお力添えを頂いた皆様、誠にありがとうございました。



ルービン到着の日は雨でしたが、ワークショップはよいお天気に恵まれての開催となりました。

横浜ワークショップでは、パレスチナと東北の被災地へ赴かれた浅葉和子さんのお話や、浅葉さんとの不思議な縁でご参加くださった、地震で被災された方のお話を聴かせていただきました。



人生に降りかかる試練や苦難に対し、逃げたりごまかしたりせず、正面から立ち向かえるように強くなろう、強くなれるためにどうしたらよいのか、ということを分かち合うという趣旨で予定されて「ナホンビタ〜Be Strong」ですが、まさか大震災の後の開催になるとは思いもよりませんでした。



トーキングサークルでは、自然と、地震のこと、放射能のこと、家族のこと、これからの生き方などを、お話しくださる方が多かったように思います。トーキングサークルは、日がとっぷり暮れてからも続きました。



東京ワークショップでは、ベータ版の訳となりましたが、ホピの文化や歴史、そして予言について70年代後半に長老達が語っているドキュメンタリー映像『TETSQUA IKACHI〜私の命を大地に』を、時折ルービンの補足つきで紹介させて頂きました。



これまでの生き方を見直そうという気運が特に高まっている今、映像を見て、ホピの生き方に共感された方も少なくなかったのではないかと感じています。その後の質疑応答やトーキングサークルも熱がこもり、濃密な時間を過ごしました。

また、持ち寄りのお食事を楽しみ、そして、アートクラスのシェアリングと、この日も夜遅くまで、ご参加いただいてありがとうございました。


ワークショップ後に、ホピ族ルービン・サウフキーより、被災された方への祈りとメッセージを預かりましたので、どうぞお聴きください。
http://blog.uhnungdalawva.com/?eid=112


また、ドキュメンタリー映像『TETSQUA IKACHI〜私の命を大地に』は、ホームページ上に更新されておりますので宜しければご覧下さい。
http://www.uhnungdalawva.com/tetsquaikachi.html


この度は多くの皆様にご協力いただき誠にありがとうございました。

今後ともアナンダラバを宜しくお願いいたします。

at 19:41, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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久高島でのお祈り&ツアー最終日

ツアー最終日は、ニライカナイ(天国)が存在する海から、始めました。



その後に、智美が導かれた聖地まで出向き、皆でお祈りをしました。

そこで、一つの綿が天から落ちてきて、蜘蛛の巣の近くに着陸しました。

その蜘蛛の巣は、今まで見たことがないもので、また渦を巻いていました。



この渦に関して、私達が真剣に向き合わなければいけないというメッセージなのだろうと、ルービンは言っていました。

そして、ここでのお祈りの後に、ルービンは、出会う蜘蛛たちに、一つ一つお祈りを捧げていました。

久高島から出る前に、お世話になっていましたSAWAさんと、お話し頂く機会があり、失われた儀式イザイホーについて、意見交換をルービンとさせて頂きました。

そこで、私達が訪れました、お祈りさえて頂きました場所は、とてもホピと繋がりがある事を知らされ、ルービンは真っ先に、蜘蛛氏族の長老に、この経験を話すと言っていました。

そして、失われた久高の儀式イザイホーと、ホピの女性のための成人の儀式がとても似ている事を、お互い確認しあっていました。

ホピの場合は、男性の成人式が、現在行われるか微妙との事で、村同士の分裂などでも共通点があるとの事でした。

ただ、イニシエーションを受ける事が大事なのではなく、グレートスピリットの生き方を思い出し、自分に課せられた使命を全うすることが重要だと、お互い励ましあっていましたが、何だか感動しました。



お互い、同じ年で、子供を持つ親であり、信仰や文化を大切にしている二人にとっては、あまり言葉がいりませんでした。

空港までの、帰り道では、ショッピングを楽しみ、ご家族のおみやげを熱心に探しておられました。



こうして、あっという間に、ツアーが終わり、皆で未だ夢の中にいるようだと話し合っていました。



少し落ち着き、心の整理がつきましたら、このツアーの総括を後日させて頂きたいと思っていますので、今しばらくお待ちください。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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沖縄ワークショップ二日目&船から東の島々を巡礼

沖縄ワークショップ二日目も、朝早起きしまして、何と朝日を浴びながら、海底の洞窟を潜り、生まれ変わる儀式を行いました。

海底の洞窟は、そこまで長くありませんでしたが、やはり恐怖という感情が伴いましたが、いざ潜り抜けるととてもさわやかな気分になれました。



少し、生まれてくる赤ちゃんの気持ちを思い出した気分です。

朝ごはんを挟みまして、今回のツアー最後のイーグルダンスを、伊計島版マーサウの家の前で行いました。

とても、聖なる場所でしたが、目の前には、ゴーカートの騒音が・・・。それでも、ルービン達は、今の世の中の混乱を示していますねと一言述べた後に、力強く、最後のイーグルダンスを踊って頂きました。



混乱している世の中が、すぐ側にあるけれども、一歩一歩力強く、やるべき事を行い、立ち上がらなければいけないという事を、このダンスから学ぶことができました。

ダンスの後は、比嘉良丸さんとりかさんのご案内で、沖縄の東の海上から、お祈りさせて頂きました。

数ヶ月前に、この海上で、大きな渦が現われたようでして、ここで、ルービンがお祈りさせて頂く、色々な意味があったようです。

お祈りさせて頂いている際に、飛び魚が跳ねたり、何だか哀れみの感情が出てきたりして、不思議な感じでした。



渦の真ん中で、ルービンは海水を汲み、これをホピに持ち帰り、枯れた泉に、渦状に巻き、お祈りすると言っていました。

船でのお祈りを終えました後に、久高島まで送って頂き、午後はゆっくりと島内で過ごしました。

ルービンは、島の様子を伺うように、部屋でじっとしていましたが、ジョーダンは、私達とともにサイクリングを楽しみました。



いよいよ明日はツアー最後の日です。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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日の出のお祈りと沖縄ワークショップ1日目終了!!

本日は、また早起きをしまして、比嘉ご夫妻と共に、朝日と共に禊ぎの儀式を行いました。



太陽の光を波が運んできてくれていて、その上には、三日月の月光も見ることができとても神秘的でした。

目の前にある事に意識が向きっがちですが、全体に意識を向け、全てを感じ取ることが重要だとルービンは述べていました。

そうしなければ、大地、海、地下、空、宇宙に存在する、全ての命のために、祈ることができないだろうとおしゃっていました。

朝の儀式の後は、午前中に比嘉良丸・りかさんと、ルービンの対談をさせて頂き、アセンションなどのテーマでも話し合いがなされました。



ルービンは、まず地球に根付いたシンプル(簡素で素直)な生き方を実践できた時に、はじめて、異なる次元にシフトできるだろうと感想を述べていました。

ただ、次元にランク付けしたりするのは、人間のエゴから来る発想で、レベルをつけたシステムの中で生きようとすれば、いつか上に上がった時に、転がり落ちるだろうとも述べていました。



午後には、ホピの予言の映画を見ました。ホピ族やナバホ族の方を、自分達琉球民族に置き換えて、見ていた方が多かったように思います。



そして、予言は、回避するためのガイドラインであり、地球の未来を作るのは、私達人間である事を、何度も、ルービンが強調されていました。

比嘉良丸さんからは、被爆者が一番辛く、苦しんでいるのは、病そのものではなく、日本人の差別や偏見である事を伝えられました。



お二人のお話をお伺いしていると、やはり内なる平和を私達自信が、自覚を持って取り組まなければいけないのだなと痛感しました。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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世界遺産勝連城でのお祈り

本日は、世界遺産でもあります、勝連城でイーグルダンスのお祈りをさせて頂きました。



お城の上からは、左と右に海が広がっており、その真ん中で祈るという事は、様々な要素を結合させるという意味合いがあるそうです。



母なる海と父なる海、東と西、ホピと日本、様々だそうです。

とても、暑い中、ジョーダンも頑張ってくれました。

ちなみに、智美は、ホピの女性の格好を、モカシン(ブーツ)も含めまして、今回初めて完璧にさせて頂きました。



夜には、沖縄の東の島々が、マヤとの繋がりがある事を、お客様から知らされ、とても興味深かったです。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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イルカのフジ再会&水鏡の聖地、みろく大社お宮参り終了

本日は、彫刻家である薬師寺さんの案内で、ちゅら海水族館で、イルカのフジと会うことができました。フジは尾びれを病気で失い、彫刻家でありました薬師寺さんがフィンを彼のために作りました。

フジは、私達が来るのを待っていたようで、はじめは遠くのほうにいましたが、次第に私達に近寄り、ひとりひとり触れあいの時間を作ってくれ、とても優しいお母さんだなと感じました。

フジに、ルービンとジョーダンが歌を捧げている時には、比嘉りかさんに、何か涙を流しながら訴えていたようです。

私は、母なる地球のこと、そして、母親の気持ちとして、生まれた娘を海に返してあげたいという気持ちを持っていたのではないかと思います。

その後、比嘉ご夫妻のご案内で、水の鏡の聖地に行きまして。ひとり一人お祈りさせて頂きました。智美にとって、とても繋がりがある場所であり、そして、ルービンの娘さんの名前は、ここのスピリットをりかさんがお祈り、そして歌をホピで歌った事で、つけられたとの事です。

過去から学ぶことも大切だが、捨てるかけらもある。そして、前に進みなさいというのが、基本的なメッセージでした。

最後に、みろく大社のお宮まで行き、母なる大地のご神体までお参りさせて頂きました。私達の子供である、真なる戦士のために、協力しあって守り、道を作りなさい。まだ、精霊たちは、私達を哀れんでくれています。そういうメッセージを頂きました。

ルービン達家族も含め、皆の家族のためにも、お祈り頂き、感謝、感謝の一日でした。明日は、勝連城でその祈りを乗せるべく、イーグルダンスを踊ります。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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阿蘇のお祈りと沖縄西の聖地巡礼

本日も、朝早く起きまして、阿蘇の火口まで向かいました。

沖縄の神人、比嘉さんご夫妻により、ここでお祈りすることを勧められました。

阿蘇の火口に入る前に、白川水源に寄り、体を清めました。火口に辿り着くと、ガスに包まれ立ち入り禁止になっていましたが、しばらくするとそれも解除され、火口の近くまで行くことができました。



火口に辿り着いた際に、ルービンは、阿蘇山の噴火によって、高千穂などの聖地が創造された一方、人類に限らずたくさんの生命が失わた事実とも向き合わなければいけないとおしゃっていました。



銀細工職人として、硫黄は、シルバーを黒くするのに、とても重要な役割を果たすようで、旅が進むにつれ、ジュエリーを通じて、今後、どう創造主のメッセージを伝えていければいけないか、考え深いものがあったようです。



阿蘇の後は、今回の旅の最後の場所、沖縄に向かいました。沖縄では、比嘉さんご夫妻が迎いいれて下さいました。

まずは、西の聖地で巡礼という事で、最誕生というテーマで、お祈りをさせて頂くことになりました。

西の聖地に向かう間、比嘉良丸さんからは、沖縄の歴史について色々と話がありまして、色々な国家が、琉球という場所を巡って、支配してきたかという事を、お話しくださいました。

西の聖地では、女性性や男性性、光と闇、生と死などの学びを、お祈りを通じてさせて頂きました。闇を人生を通じて経験したルービンとジョーダンは、闇や死の場所では、抵抗があったようですが、そのような経験があったからこそ、光を見ることができて良かったと改めて痛感されているようでした。



そして、命がどのように創造されたかというのを、肌で感じることができて、良かったとも言っていました。

ただ、基本的には、ホピは、山岳と湧き水を信仰している部族で、海は反対の恐れの対象でありましたので、とても海で、特に夜にお祈りされることに、戸惑っておられました。ホピでは、夜に海に入ることは、遣いが魂を奪ってしまうと言われがあるそうです。



高千穂のガイドさんによると、日本の先住民は大きく二つあるそうです。ひとつは、屋久島から北は、ホピと同じく山岳や湧き水を信仰する部族。そして、そこから南は、海を信仰する部族が存在するという話を思い出しました。

比嘉ご夫妻によると、海にも、母と父が存在し、つなぐ必要があるとおっしゃいます。明日も、午前中は、薬師寺さんのご案内で、イルカのフジに出会い、その後には、引き続き、水鏡など、西での聖地巡礼を続ける予定です。

ルービンの娘さんの名前が、ここからつけられたこともありますし、智美とも、この場所は深い関係があります。何を感じるか、楽しみです。

at 07:18, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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屋久島リトリート終了&高千穂訪問




屋久島リトリートのクライマックスは、永田いなか浜でのイーグルダンス。始まる前、不思議なことに、空にまっすぐな道ができていました。写真はうまく撮れませんでしたが、ダンスの後は、海から虹が現れていました。

それから、高千穂へと向かいました。
高千穂に向かう途中、偶然にも同じ道の途中に、ホピの方々が何回か訪れている弊立神社があり、まずそこで参拝しました。



高千穂は、地元ガイドの今村さんに、天の岩戸神社、天の安河原、高千穂峡などをご案内いただき、昔か高千穂の人々に伝わることなどをお話ししてくださいました。



夜は、「神楽の館」で神楽鑑賞です。



神楽を舞う場所は神庭といい、とても神聖な場所。神楽を見終わった後、ルービンとジョーダンもイーグルダンスの歌を奉納しました。

今までで一番力強く、声もドラムの音も大きく響いた、迫力のお祈りとなりました。


明日は阿蘇の火口でお祈りする予定です。

 

at 23:57, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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屋久島リトリート初日終了!

本日は朝4時に起きて、白谷雲水峡まで行ってきました。



ホピでは、聖なる土地に入る前に、かならず許しを得てから入るようにしているのですが、高田さんご夫妻のご協力で、神社でお参り、そして奉納させていただくことができました。



太鼓岩まで、行ってきたのですが、ホピでは、太鼓を心臓の音を象徴するそうです。

頂上に辿り着いた時は、一面霧だらけだったのですが、ツアーに参加された方全員が登頂されたときには、視界が開けていました。



まさに、心を開こうという、今回のメッセージを象徴する出来事が起きました。



その後宿に戻り、ホピの予言の映画を見た後に、トーキングサークルを組まさせて頂き、色々な話をシェアしました。島民の方、そして旅行者の方、皆それぞれ悩みや考えがあって、一生懸命に生きているのだなと感じました。



夜には、いなか浜で、海亀を探しにいきましたが、残念ながら出会えず、アートクラスでは、皆が書いた自分にとってのカチーナ(精霊)を描き、またシェアしました。

ルービンいわく、屋久島には沢山の精霊が存在して、とてもパワフルだと、何度も言っていました。森が人の心を開くお手伝いをし、人を正直にさせ、そして、癒しをもたらしてくれると・・・島の方には、是非守っていただきたいと、そのような事を言っていたと思います。

at 23:59, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, イベントの報告

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