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ワイタハ×ホピ×日本:イーグルの叡智を分かち合う

この度、ご縁を頂き、イーグルダンスをさせて頂く事となりました目神山の神呪寺開起伝説にも、鷲が登場するとの事です。

以下西宮ふるさと民話より抜粋させて頂いています。

▼甲山(かぶとやま)とソラジン

むかし、むかしのことでした。都から、天皇のおきさきが、お寺を建てる場所を探して甲山に来られました。このおきさきは、西の方の山にあまりにも美しく光る雲がかかっているのを見て、ふしぎに思い、甲山までたどりつかれたのです。甲山に来てみると、野にはいろんな花が咲き乱れ、地中からは蒸気が立ちのぼって五色にかがやいていました。

そこへ大きな美しい蛾(が)が現れ、この山を守るように、黒い息をはきながら空高くまっているのでした。おきさきは、「なんてふしぎなところだろう」と思い、頂上に登ってしばらくぼうぜんとしていました。すると、むらさきの雲がたなびいて来て、みねいっぱいになりました。その中からとつぜん美しい女神が現れて。「ここは『摩尼(まに)のみね』と言い、むかし宝をうめた所です。仏さまをまつるにはとても良い所です」と告げて姿を消しました。

 都から来たおきさきは、たいへん喜んで、さっそくお寺を建てようと決め、自分も尼さんになって名を如意尼(にょいに)と変えました。如意尼は、仏さまの心を知ることかせできるようにと、毎日熱心にお経を勉強しました。やがて弘法大師を招いて如意輪観音(にょいりんかんのん)像を彫ってもらい、大勢の人の力で甲山にりっぱなお寺ができることになりました。

ところが、甲山の西の方の鷲林寺あたりに、悪神・ソラジンが住んでいました。ソラジンは「仏をまつると人々はみな良い人間となって、自分の言うことなど聞かなくなるだろう。これは絶対反対だ。お寺ができないようにじゃまをしてやろう」と考えました。そこでソラジンは、大ワシに化けて火をふきながら甲山をおそい、寺を焼いてしまおうとしました。

お寺には、仏さまにお供えする水をくむきれいな井戸がありました。如意尼をはじめ尼さんたちは、その井戸から水をくんで火を消そうとしましたが、火をふくソラジンの勢いが強く、お寺があぶなくなりました。その時、とつぜん、その井戸から水か吹き出しました。水は水柱となって立ちのぼり、それが四方広がると雨のように降りそそぎ、またたく間に火を消してしまいました。

火を消されたソラジンは「おれの力では、どうすることもできない。無念じゃ!」と、逃げて帰っていきました。尼さんたちはほっとしました。が、いつまた現れてくるかもしれぬソラジンです。どうしたものかと弘法大師にたずねますと、「悪い神でも、決してにくんではならない。にくめばまたきっと悪いことをするだろう。

東の方に大きな岩があるから、その岩の上にソラジンをまつつてやれば、きっとおとなしくなるであろう」と教えてくれました。如意尼は、そのとおりに、ソラジンを神としてまつりました。それからというもの、再びソラジンは現れませんでした。

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ホピ族は、イーグルを、多くの祈りを運んでくれる存在として捉えています。癒しや気付きのための祈り。雨の祝福のための祈り。勇気を乞うための祈り。より良き人生を歩むための祈り。様々です。イーグルは私達のメッセンジャーとなってくれ、祈るときに不可欠な存在です。

定められた氏族が小さい内に狩りを行い、育てあげた後に、儀式を通じて、祈祷用の羽を祭壇などにお供えしているようです。メディスンマン(医術師)でもある水氏族のアレン長老は、イーグルの爪に宿る力を利用して、祈祷や呪術に用いると説明されていました。古代出雲でも、鳥人が医術(薬)として鳥の爪を利用していたとの文献もあり、非常に興味深いです。

よくルービンが、説明するのが、イーグルはMIND(思考)、コンドルはHEART(ハート)を象徴していて、一度は離れてしまったこの二つの存在を、今私たちが繋げる時が来たと説明されます。ちなみにホピには、イーグルとコンドルの予言というのが伝承されていて、ひとつの空に共に舞う日が来ると言われています。離れてしまった理由として、南米の先住民の長老に指摘されたのが、イーグル(思考)が高く飛びすぎてしまったからだと言われたそうです。確かに、最近ホピでは、イーグルが高く飛び、中々大地に近寄ってくれないとの事です。

一方、ワイタハの故郷ニュージーランドでも、現在は絶滅したとされる大鷲の事を、マオリ族の口伝の中で「姿の見えない鳥」と表現されており、現地の先住民の間でも信仰の対象となっているようです。詳しくは、当日のお話し会を楽しみにしたいと思います。

古代から各地域や文化で鷲やイーグルは信仰の対象となり、色々な存在として捉えられてきましたが、共通しているのは、それが持つ霊力を利用しようとした事でしょう。

この度は、テ・ポロハウ長老のご提案を頂き、このイーグルや鷲の叡智を、鷲の伝説が残る西宮で、ホピとワイタハで分かち合おうと、対談式のお話し会が実現しました。

手技療法で治療をしている私たちにとっては、非常に興味深いテーマで、ピンと来た方は、是非ご参加下さい。

お話し会のほうは、まだまだ残席があります!!

▼お申込みはコチラから
http://uhnungdalawva.com/mailplus/index.html

 

 

 

 

at 00:00, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

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