自分自身に素直になった年

今年は、32歳にして、人生で始めて、学校に通う事もなく、会社に勤める事もなく、親にも拘束される事もなく、時を自由に過ごしました。時間があった分、自分の心、妻の智美、そして家族や先祖と向き合う時間が増え、様々な試練を通じて、多くの学びや気付きがありました。


最大の試練は、先住民ホピ族のルービン・サウフキーとの関わりから携わる事になりました、アナンダラバプロジェクトの運営でした。

ツアー中は、まるで夢の中にいるようで、信じられないスピードで、たくさんの事を経験しました。未だに、起きた事に対して、感じた事と、考えた事が、なかなか一つにならないシーンが、今、思い返しても多々あります。ある程度、心の整理がされてから、皆様にツアーの報告をしようと考えていましたが、あっという間に、年末を向かえる事となりました。


現在、私は、妻の故郷である自然溢れる、岡山にて夫婦で治療院を開業し、医療に携わる事に夢見る未来の子供達のために、手技や薬草の叡智を繋いで行くという夢に向かうため、一ヶ月程前から、マッサージの手技を学びながら、私達夫婦の生活が支えられ、かつ先住民族が守ってきた生きる知恵やメッセージを広めるお手伝いができる、契約社員という立場で、仕事に就くことにしました。


思え返すと、物心がついてから、始めて喜びを感じたのは、亡くなる前の、ひいばあちゃんに肩もみをして「あ〜、楽になった、ありがとうね。」と言われた時でした。


年明け早々から、ブログにて、アナンダラバプロジェクトで、経験した事や、学びなどを、シーンごとに紹介させて頂く予定ですが、食料としてのコーンの神聖さ、母系である事の大切さ、山や岡で水と共にシンプルに暮らす教え、祈りを踊りで表現する肉体がもつ意味など、私の心に留まり、夢に向かって素直に新しいスタートを切ることができました。


ルービンは、こう私達に言いました。


「心を開き、自分に正直になるということは、人生に降りかかる試練や苦難に対して立ち向かい、耐え忍ぶ事であり、そのため強く生き抜かなければならない。シンプルに生きるという事はとても難しい事で、誰も人生が楽である、という事は言っていない。」


2011年の5月には「苦難を生き抜く強さ」について、またルービンがホピよりメッセージを届けてくれることになっていますが、2011年は、自分の心に偽りなく在り続けられるよう、強くなれたという年にしたいと思います。

at 22:32, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

淡路島に伝わる記憶

こんにちは、アナンダラバ淡路島調査班の佐々智美です。

古くから、淡路島は海と森の恵をうけた豊かな島でした。
また、海の要所として、他の地域との交流もさかんでした。

そのかつての活況を裏付けるように、縄文時代の遺跡が沢山発見されています。
淡路島の宿泊地と「いのちの饗宴」開催地である東浦地区には、佃遺跡という西日本最大規模の遺跡があります。



 


私は、ワークショップを開催するために淡路島の歴史、風土や文化を色々と調べるうち、石上神社に代表される淡路島の荒神信仰にまつわるひとつの論文を知りました。


「淡路島の災害の記憶と文化」
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/pdf/fn204.pdf


それはシンシア・ネリ・ザヤス氏というひとりの人類学者が、実際に淡路島の地元の方々と過ごし、協力を経て、「あるお坊さんが、大地の裂け目から先祖のメッセージをどうやって読み取ったのか」を知り、「日本人のもつ災害の知恵」について語ったものでした。


ザヤス氏によれば、1970年代から90年代にかけて、淡路島は大規模な開発の波に襲われます。
70年代から、神戸市の都市開発に使う資材として、あるいは関西国際空港、そして工業用地の埋め立てのために、山が削られ、大量の土が運びだされていきました。バブル期には、ゴルフ場や別荘地の建設を狙った投機家により、さらに森が失われました。削られた山のなかには、荒神様の祠がある森もあったそうです。


そして明石大橋が開通する1年前、阪神淡路大震災が起こりました。


震災の年の冬、毎年淡路島各地で行なわれる祭りの祭司をつとめた僧侶が、荒神様の祠の多くが、震災によって発見された野島断層の上に並んでいるという奇妙な偶然の一致に気がつきました。


この一連の出来事は地元の人にとって、「大昔の祖先たちは、後世の人々に、危険な場所はどこであるかを知らせるために、そこに荒神の祠を祀った(ザヤス氏)」ということを、思い出させるには十分だったのではないでしょうか。





淡路島だけでなく、自然の中に暮らす人々の間に古くから伝わる信仰は、単なる迷信ではなく、自然智の表れのひとつであって、実際のところ、人間が自然と付き合うやりかたとして、とても合理的なものではないか、と思います。

社寺のある場所に広がる「鎮守の森」も、環境保全のしくみの一つです。
自然生態学者の宮脇昭氏によると、森は、植林といっても、何でも植えればよいというわけではないそうです。その土地には適した緑の自然体系があり、その破壊が一線を越えてしまうと、もとの自然体系が失われてしまうことがあります。
鎮守の森は、社や祠をつくって森を聖域としておくことで、その土地にあるべき木々の種を保全するための仕組みなのです。


それは、昔の人々が何か特別な霊力を得るために設置したものではなく、その土地に住み、自然の恵み、すなわち生きていくために必要な分の食料を確保するための、現実的な知恵だったのだと思います。




震災の後、淡路島の人々は、森が失われ丘陵地となった場所に、花の種を植え、新たな観光名所として、訪れる人々の目を楽しませています。

それは、自然の力に対する記憶を思い起こした人々が、ふるさとの淡路島の自然が、開発という名目で地元以外の資本によって無尽蔵に壊されないよう、市民と行政が観光資源として包括的に管理し、守り活かそうとする新たな試みであるように、私には感じられます。



また、淡路島の石上神社のように、瀬戸内海には、荒神信仰と結びついた巨石信仰が残る所が多いそうです。


今回の淡路島ワークショップで訪れる沼島も、地元の方の信仰が厚く残っているようです。なかでも、沼島のシンボルとして敬われている「上立神岩」は、茨城から四国を横断して熊本へ達する日本最大の活断層である中央構造線の真上に立っています。

プレートテクニクス理論によると、約7000年前に、今は地球の内部に沈みこんで消えてしまった古太平洋プレートに乗って移動した下半分が、ユーラシアプレートの東端にできた上半分とくっついて日本列島の原型ができた、そのつなぎ目が中央構造線です。


こうした成り立ちを考えると、ここがおのころ島であるという説もあながち迷信ではないような気がしてきますが、プレート移動説も知らなかったはずの昔に、どうしてそのような信仰が広まり始めたのか、不思議なものです。

沼島の訪問を勧めてくださった、うさとジャパンの中村社長によると、島の松の木が枯れ始めると、大きな変化があるという言い伝えが地元の方に伝わっており、今、それが現実に起こっているそうです。
淡路島に訪れる際には、土着の人々に荒ぶる神と畏れられた、巨大な土地のエネルギーの存在に、思いを馳せ、皆様と一緒にお祈りできたらと思います。



なお、淡路島ワークショップは、アナンダラバの活動に賛同、ご協力を頂いている「うさとジャパン」主催による、京都からの1泊2日のバスツアー「神秘の島 沼島散策 おのころ島ツアー」となります。単なる観光の地でない、淡路島を感じられる濃い旅になりそうです。


神秘の島 沼島散策 おのころ島ツアー
★セレワン in 淡路を10倍楽しむ、1泊2日バスツアー!★
http://usaato.exblog.jp/11248743/



皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

at 17:49, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

高千穂の神楽と天岩戸

こんにちは、中国山地のとある山里出身の佐々智美です。

今回の来日では、葉山・淡路・屋久島・沖縄のほか、日本各地を訪れてお祈りさせていただく機会があります。九州地方では、屋久島のワークショップの後に高千穂を訪問する予定となっています。

高千穂では、昔から伝統的に続いてきた「神楽」があります。そして私の故郷にも、「備中神楽」とよばれる神楽が、民衆の信仰と楽しみとして根付いています。

仮面を被り、ストーリーに基づいて踊る神楽。私は今年3月にホピを訪れ、初めてホピの広場で行なわれたカチーナダンスを見たとき、故郷で広く親しまれている備中神楽のことを懐かしく思い出し、ぜひこの日本の文化をルービンに紹介したいと思いました。今回は、神楽の館という宿で、囲炉裏端でお食事を取った後に、神楽を見せていただく予定です。

高千穂という地は、種田山頭火が、「分け入っても分け入っても青い山」と詠んだ、その深い山と深い渓谷のなかにあります。

ホピや先住民族の文化に触れると、日本の山の民の文化と、近いものを感じることがよくあります。宮沢賢治の物語にもよく登場する、山の民は、日本の先住民族の生活文化や信仰を受け継いでいるという説もあります。

私も中国山地の名もない美しい山々に抱かれて育ってきました。古来からの伝統という形で残っているものは少ないにしろ、山やそこに住んでいる生き物(人間も含めて)が教えてくれることや伝わってくるものは、感覚として自分の中に残っているような気が、強くしています。山に愛されて育ってきたのだという感覚があります。

私はまだ高千穂に行ったことはありませんが、おそらく、この山深い地にも、山の民の叡智があり、人々と自然との結びつきが、色々な有り様で残っているのではないかと思います。



高千穂には、天の岩戸と鬼八伝説というふたつの神話が伝わっています。

山と鬼は関係が深く、日本各地の山に鬼の伝説が残っているようです。現に私の故郷の民謡にも、「ここは鬼の降るお里」という一節があります。

一説には、鬼が日本の先住民だったという話を聞いたことがあるので、ホピと日本の文化交流の一環として、そうした言い伝えや文化に触れられればと考えています。

日本神話に登場する天岩戸開きの舞台となった「天岩戸」として、洞窟そのものをご神体としているのが天岩戸神社で、私達はその近くに滞在し、岩戸という題名の神楽を見させて頂くことになっています。

私達夫婦は3月にホピから帰国し、アナンダラバ(ホピ語で心を開く)のプロジェクトの実現に向けて動き出したとき、何度も拝見しているはずの比嘉さんのHPに「心開き」という言葉があることに気づき、驚いたのを覚えています。

それは琉球民族の叡智を引き継いでいる沖縄のシャーマンの願いと、ホピの生き方を願うルービンが、重なった瞬間でもありました。この事を、比嘉良丸さんに聞いてみた事があります。渡来人が、先住民と混血しながら、天孫降臨の神話を現代の日本に残したとされていますが、印象的だったのは、先住民の血を色濃く残す琉球民族のシャーマンが、天の岩戸開きに関して、こんなお話をしてくださったことです。

「第一の天の岩戸開きはご存知の通りです。第二の岩戸開きは、琉球まで逃れきた私達の先祖が、沖縄の地にて行いました。そして、第三の岩戸開きは、私達が心を開くことによって実現されると言われています。私達琉球民族の先祖は、もともと、本土と関わりが深かった民族です。」

「心を開くというのは、家族を大切にしたいという気持ちを純粋に思うことです。ただ、私達の考え方では、人々の心を開くのは女性であるという事が伝えられていますので、妻を含め、多くの女性がその役割を果たすことになるでしょう。」

この話しを理解できているかどうか分かりませんが、人々が根源的な事実に基づいて、私には天孫降臨の神話の成り立ちと、その影に隠れている先住民達が守ってきた自然信仰の部分と、またお互いが生き残るため、現実的にどう融合してきたのかを真剣に向き合わなければ、日本人の心開きは、大変難しいものになるのではないかと、比嘉さんのお話をお聞きしながら直感しました。

日本人は、渡来人と先住民が混血しながら辿った歴史があり、今もなおそれぞれの価値感の中で「和」という生き方を大切にしています。一方、ホピでは分裂の歴史を繰り返し、彼らは「ホピ」という生き方を大切にしています。

そして、現代、お互いの文化が様々なシーンで交流しようとしていて、一人のホピ族と一人の沖縄のシャーマンが、事前に打ち合わせが全くなかったのにも関わらず「心を開いて素直になる生き方」というキーワードで、現代の私達に問いかけています。

高千穂という場所は、まさに日本が辿ってきた歴史を象徴する場所ではないかと感じ、主人と話し合って、ここにルービンとジョーダンを案内し、私が考える鍵となる「踊り」を通じて、お互い意見交換をし、私達がその目撃者となって、皆様にお伝えすることができればと想いました。

私達夫婦のこのような考え方に賛同を頂いたかどうかわかりませんが、ガイドや神楽の手配などで、ご協力頂いています高千穂観光協会の皆様に、この場をお借りして、感謝を申し上げたいと思います。

高千穂のお祈り、そして地元の方と見る神楽、そしてできれば、ルービンからはホピの踊りを披露させていただき、ホピの方が何を感じたのか、そして現地の方がなにを感じたか、話して頂けるのか楽しみです。

ルービンは私達によくこう言います。

「私は伝統派でも、中間派でも、先進派でもない。私達は皆傷つきましたが、それを大切な人にしゃべり、語る時が来たのです。重要なのは、傷ついた経験を素直に人々に話し、どういう過ちを侵しそれを認め、それを繰り返さないよう、どう行動を起こすかです。私達は今、地球や全ての生命を守るために、一人ひとりが戦士にならなければいけない時を迎えているのです。」

こんな記事を書いている最中に、先ほどルービンと電話する機会があり、この事を伝えていないのにも関わらず、機会があれば、ウォリアー・ダンス(戦士のダンス)を日本で踊りたいと思うと言って頂けました。

at 16:21, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

ホピのコーンを育てています

こんにちは、アナンダラバ園芸担当の佐々智美です。
ルービンにホピのコーンの粒を頂いたので、ベランダで育てています。
できれば庭があれば、もっとしっかり育てられるのですが、住宅事情で、大き目の鉢に植えました。



乾燥させたとうもろこしの粒を、土に植えておくと芽が出ます。
ホピではその上、水やりをしないで育てるんだそうです。

私も一度、水やり無しで育つか実験しましたが、鉢植えだと土の水分が足りず、芽は出たものの枯れてしまいました…。

ホピの大地は砂漠にもかかわらず、水遣りなしで元気に育つという事は、土の奥深くには豊かな水があるのだなということを実感しました。また、空から降る雨や雪がどんなに生命そのものかということも。

ホピではコーンを植える時、スティックで土を掘っていくと、湿った土が出てくるそうです。
スティックは男根、土は女陰を象徴し、湿った土に種を宿し、子どもが育つ、という生命誕生のプロセスを、コーンを育てることで感じられます。大地は母であり、女性の体に例えられます。



女性には、毎月生理がありますね。
生理ではがれおちる子宮内膜は、保健体育などでよく「赤ちゃんのおふとん」と表現されますが、人体のしくみを考えると、私はどちらかというと、「土」、大地なんじゃないかなと思います。

卵管で受精した卵が、綿毛のようにふわふわとやってきて、子宮内膜という豊かな「土壌」に到着し、血管の「根」をはやして根付きます。

子宮内膜は胎盤となり、そこからお母さんの水と栄養をもらって、赤ちゃんが育っていきます。このしくみも、興味深いのは、お母さんの血管から、土壌となる胎盤に水と酸素と栄養を含んだ血液を含ませて、その血液を、赤ちゃんの毛細血管(根)が吸収するという仕組みになっています。まさに、大地に根をはるコーンのようですね。

そして赤ちゃんは、土にしっかり根付きながら、羊水の海に揺られて育っていきます。

おへそは、昔、お母さんの大地にしっかり根付いていたしるし、と言えるかもしれません。

そして、女性に訪れる毎月の生理は、体にもっている「土」を耕し返し、豊かに新しく生まれ変わらせるプロセスなんだと思います。




そんなことを考えながら、コーンを育てています。
ブルーコーンと、レッドコーンを植えてみましたが、レッドコーンは芽はでたものの、育たずに枯れてしまいました。ブルーコーンはなんとかここまで元気に育っています。

それにしても、窓の外で、風に揺れるコーンを見ていると、幸せな気分になるのはなぜでしょう。

at 00:01, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

ドネーションボックスを作成しました

こんにちは、アナンダラバ図画工作担当の佐々智美です。

今日はドネーションボックスを作成しました!!

  

ルービンとジョーダンが来日するための渡航費や、日本国内を移動する交通費、宿泊費などなど、アナンダラバの一連の活動を実現するためには、仕方がないことですがお金が必要となります。。

ワークショップにご参加いただく皆様の参加費や、活動にご賛同くださる皆様の温かいご支援で、アナンダラバは成り立ちます。 が、未だ必要な額には大幅に足りず、火の車なのが現実でございます。。

皆様、この箱を見かけたら…小銭でも構いませんので、入れていってくださると大変助かります。



なお、5000円以上ドネーションいただいた方には、イーグルカチーナの絵をあしらった、アナンダラバ限定Tシャツを差し上げております!

どうぞご支援のほど、宜しくお願いいたします。

at 20:00, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

アナンダラバの旗を作りました


金沢文庫芸術祭で、先住民族広場の出展者は、それぞれ旗をつくってこようということになり、本日その旗が完成しました!!自作にしては良くできたかも?!
浅葉さんが用意してくださった布に、白いアクリル絵の具で、シンボルマークとパンフに使っている文字を写し書きました。色はTシャツの限定カラー・赤とおそろいにしました。
みなさん、これを目印にしてお越しくださいねー(^o^)/

at 19:22, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

風の形〜死に行く子供が医療の現場で命や生き方を問う

本日は、母校のICU(国際基督教大学)医療関係者の会の先輩のお誘いで、ドキュメンタリー映画「風の形」を、聖路加病院までお伺いし、夫婦で拝見させて頂きました。


持続可能な生き方を実践しているネィティブのエルダーに耳を傾けることが多かった今日この頃ですが、死にゆく子供達が懸命に生きている声や表情も、とても重たく、学びがあるものでした。


命を問うたときに、とあるホピの方がこう説明してくれました。


全ての命は、水から生まれ、死にゆく時は、吐息となり、やがて雲となる。その雲は、再び命をもたし、全ての命を育むために、雨となって降りてきてくれる。だから、彼ら(クラウドピープル)に、感謝の気持ちを持ち、私達を哀れみ、恵たいという生き方を実践しなければいけない。


死の恐怖と戦う子供達と、10年以上、最前線で向き合った細谷医師の言葉で、映画が締めくくられていました。


「臨終した子供たちよ ありがとう 春雨」


なぜ子供達は、先住民が守ってきた叡智を、この医師に通じて、私達に伝えることができたのか、考え深いものがありました。





▼風の形作品紹介
http://www2.odn.ne.jp/ise-film/ise2/kaze.htm

at 22:39, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

ホピと私たち夫婦の繋がりについての写真

本日は、ツアー限定Tシャツを制作するための打ち合わせを新宿で予定していましたが、先方の都合で、明日の火曜日になりました。

なので、本日は、簡単なアルバム制作のため、近所の写真屋さんで、悪戦苦闘してきました!!

実は、昨日、金沢文庫芸術祭の先住民広場の方々とのディスカッションで、ホストされている方が、先住民の文化とどのような繋がりがあるのか、あるいは、現地では、先住民の方たちがそのような暮らしをしているのか、出来れば写真などで、紹介できればという話し合いがなされました。

金沢文庫芸術祭の先住民広場は、今年で4年目だそうですが、今までは、グッズの販売やセレモニーという側面が強く、肝心な生活様式が伝わってこないという意見もあったそうです。

私たちがお手伝いさせて頂いております、ホピの村では、原則として、録音も含め、一切の写真撮影が禁止されておりますが、運よく一部の方に許可を頂き、数は少ないですが撮ることができました。

http://uhnungdalawva.com/album/index.html

会場まで足を運んで頂いた方には、はがきサイズくらいですが、説明をさせて頂きながら、ご覧頂けるアルバムを用意させて頂きます。

こちらに公開できない写真などもありますが、ワークショップに参加頂いた場合に、お気軽に声をかけて頂ければ、お見せすることができると思います。

at 18:47, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

屋久島 海と宿の魅力

屋久島の海は「山岳地帯と同じような「山頂」の風景」と表現されるように、海の中もまた、透明な水の底にとうとうと花崗岩の山脈が広がり、神秘的で静謐な風景が広がっています。

島の西側にある「永田いなか浜」は、海亀が産卵に上陸する浜として有名で、ワークショップの会場である「送陽邸」はこの永田いなか浜にあります。

ここのお宿は、静かで落ち着いた隠れ家的な宿で、リピーターの方も多いようです。(口コミ情報)

 

屋久島の海に沈む太陽を見送る、風光明媚なロケーションもさることながら、ご主人がひとつひとつ移築して建てられた古民家のお部屋も、趣き深いものです。外のテラスがお部屋と同じくらいの大きさで、驚くほど広くて、寝転がって星空を見るのに最高でした!

ゆったりと海のある屋久島の自然を楽しむ、そんな贅沢を楽しめる宿に、是非ワークショップご参加の皆様をご招待したいと思い、会場をこちらにしました。

一度屋久島に行ってみたいと思っていた方も、また屋久島に行きたいと思っている方も、是非ご参加ください。お待ちしております。

 

at 00:10, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -

屋久島 森の魅力



屋久島は「洋上のアルプス」ともいわれ、海岸から標高が増すごとに広葉樹林帯、針葉樹林帯と、ひとつの島で多様な植物が生きる貴重な生態系と、「類例を見ない自然の美しさ」とされ、世界遺産に登録されました。





私達夫婦は、2年前に、旅行で屋久島を訪れたことがあります。
屋久島の森と、そこで出会う植物のすがたに、自然がどのように循環し、生きているのかを教えられ、また、私達がその一部であるという自然とのつながりを、強く感じました。





屋久島のワークショップでは、ルービン&ジョーダンとともに、映画「もののけ姫」の森のモデルとなった「もののけの森(白谷雲水峡)」を歩きます。

at 00:09, 先住民ホピ族(水氏族)ルービン・サウフキーのアナンダラバ, DIRECTOR'S NOTE

comments(0), trackbacks(0), - -